▶シナリオ
カンテレ・フジテレビ系 連続ドラマ
母と弟を殺し、自ら無理心中した父——けれどそれは、仕組まれた殺人事件だった!? 当時9歳だった主人公・浩一は、その犯人の顔を観たと警察に証言するが信じてもらえず、皆に「嘘つき」と呼ばれ……。やがて詐欺師になった浩一は30年の時を経て事実を知り、事件関係者たちに罠を仕掛ける。
詐欺師ならではの鮮やかな“ダマし”で積年の恨みを晴らす爽快な復讐劇。
出演:草なぎ剛 藤木直人 水原希子 菊池風磨(Sexy Zone) マギー 姜暢雄 野村麻純 大杉漣 山本美月 安田顕 市村正親
▶シナリオ
NHK総合テレビ 2017年1月3日放送 新春スペシャルドラマ
富士山のふもとにある、コンビニとは名ばかりの時代遅れの店『富士ファミリー』の美人三姉妹。性格がバラバラの三姉妹と、彼女たちを取り巻く面々の、ちょっと変わった家族の物語の続編。長女の鷹子は雅男と近所のマンションで新婚生活を送り、故人となった次女・ナスミの夫・日出夫は若い妻・愛子を迎えて長女の光が誕生。そんな『富士ファミリー』に新たな住み込みアルバイトとして理系男子のぷりおが仲間入りする。一方、笑子バアさんの目の前に再び次女・ナスミが現れ、幽霊を卒業し生まれ変わろうと考えていると告白する——。
木皿氏による作品へのコメント『作者ノート』も掲載。
出演:薬師丸ひろ子 小泉今日子 ミムラ 東出昌大 仲里依紗 片桐はいり 高橋克実 吉岡秀隆ほか
▶特別企画
仲村みなみ『最新ヒットドラマから学ぶ 脚本創作術』
2016年秋クールで放送され、好評を博した連続ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』『Doctor-X外科医・大門未知子』『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』を俎上に上げ、3作に共通する点、脚本創作に役立つポイントなどを分かりやすく解説。
▶誌上講座
北阪昌人の enjoy! radio drama(10)
ラジオドラマ脚本の第一人者としての日々の雑感など綴るパートと、ラジオドラマ脚本の誌上講座の2部構成で、ラジオドラマを創る楽しさを紹介していく。
▶連載
寺田憲史『創作願い クリエイティブの鉱脈を探す旅』(2)
好評連載『シナリオライターの生き残り術』が、対象をシナリオライターからクリエイティブに携わる人々へ拡大し、装いを新たに再スタート。アニメシナリオを起点に様々なジャンルの作品を手掛けてきた寺田氏が、自身の経験などを基に、激動の現代を生き抜くヒントを伝授。今回は「こんなカーナビ、4K・8K番組はどうだろう?」。
▶連載
こうたきてつや「テレビドラマ史 脚本家が紡いできた世界」(28)
長い放送の歴史の中でテレビドラマが果たしてきた役割——何が生まれ、何を得て、何を失ったのか? 脚本家がテレビドラマでどんな世界を紡いできたのかを紐解くことで、現在のテレビドラマが抱える問題を浮き彫りにする。今回は「脚本家の時代(5)〜中島丈博と鎌田敏夫 〈発展期〉〜一九七〇年代後半〜」。
▶連載
放作協通信(52)
一般社団法人日本放送作家協会の最新情報を伝える広報ページ。
今回は、脚本家の尾崎将也氏に、先日上梓されたシナリオ作法書『3年でプロになれる脚本術』の内容について伺う。
▶連載
さらだたまこ/カフェ・ラ・テの庭で(94)
AM1422kHz ラジオ日本・土曜深夜3時から好評放送中のトークラジオとのコラボ企画。
今回は、脚本家の黒岩勉氏と、黒沢久子氏のトークを誌上採録。
▶シナリオ公募情報
(最終審査結果)
『カフェ・ラ・テ』ドラマ・ファクトリー フレッシュ・ドラマ・シリーズ「冬」
(募集要項)
フジテレビヤングシナリオ大賞
▶ライター掲示板
旺季志ずか 武上純希 津川泉 土城温美 福田裕子 森治美
▶トピックスコーナー
文化庁芸術祭受賞作発表/シナリオ功労賞授賞式/新刊案内
▶オーディオ・ドラマコーナー
〈お詫びと訂正〉
2017年1月18日発売・『ドラマ』2017年2月号・119頁『ライター掲示板』欄、「ホクサイと飯さえあれば」出演者のお名前の表記に誤りがありました。
【誤】池田イライザ
【正】池田エライザ
読者の皆様、関係各位にお詫びし、訂正いたします。
株式会社マルヨンプロダクション『ドラマ』編集部