▶特集
第35回 向田邦子賞受賞 矢島弘一
授賞対象作シナリオ『毒島ゆり子のせきらら日記』1話・2話
(2016年4月21日〜6月23日放送 TBSテレビ テッペン!水ドラ!! 全10話)
第35回「向田邦子賞」を受賞した矢島弘一氏は、劇団「東京マハロ」主宰の一方、数年前からテレビドラマの脚本を手掛けるようになった注目の作家。 矢島氏に受賞の喜び、「毒島ゆり子のせきらら日記」の創作エピソード、今後の抱負を伺ったインタビューと、授賞対象作の1話・2話シナリオを掲載。
▶シナリオ
テレビ朝日 木曜ドラマ
叩き上げの取調官・真壁有希子が、可視化設備の整った特別取調室で取り調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」のメンバーとともに、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げる——。第一シーズン(2014年1月〜3月)の放送から3年。取り調べの録画録音(可視化)を義務付ける「刑事司法改革関連法案」の可決(2016年5月)を経て、放送された第2シーズンから、1話・2話のシナリオを掲載。
井上由美子氏のコメント「作者ノート」も掲載。
出演:天海祐希 田中哲司 速水もこみち 鈴木浩介 でんでん 大杉漣 小日向文世ほか
▶コンクール
平成二十八年度 橋田賞新人脚本賞 選考結果発表
25回を数える新人脚本家の登龍門『橋田賞新人脚本賞』、今回8年ぶりに入選作が選ばれた。例年掲載している「選考経過」「選評」「受賞の言葉」に加え、入選作に選ばれた脚本も掲載。
▶誌上講座
北阪昌人の enjoy! radio drama(15)
ラジオドラマ脚本の第一人者としての日々の雑感など綴るパートと、ラジオドラマ脚本の誌上講座の2部構成で、ラジオドラマを創る楽しさを紹介していく。
▶連載
寺田憲史『創作願い クリエイティブの鉱脈を探す旅』(7)
好評連載『シナリオライターの生き残り術』が、対象をシナリオライターからクリエイティブに携わる人々へ拡大し、装いを新たに再スタート。アニメシナリオを起点に様々なジャンルの作品を手掛けてきた寺田氏が、自身の経験などを基に、激動の現代を生き抜くヒントを伝授。今回は「海外市場に向き合ってみる」。
▶連載
こうたきてつや「テレビドラマ史 脚本家が紡いできた世界」(33)
長い放送の歴史の中でテレビドラマが果たしてきた役割——何が生まれ、何を得て、何を失ったのか? 脚本家がテレビドラマでどんな世界を紡いできたのかを紐解くことで、現在のテレビドラマが抱える問題を浮き彫りにする。今回は「テレビドラマの多様化(5)〈多様化期〉〜一九七〇年代後半〜八〇年代前半」。
▶連載
セリフとト書き(131)/吉高寿男「ビックリマークとか擬音とか」
「サザエさん」「ドラゴンボール超」「CONTROL 〜犯罪心理捜査」「ほっとけない魔女たち」「コントの劇場」などを手掛ける筆者が、漫画原作のアニメ化などの脚本創作で実感した、特に感嘆符や擬音の使い方について綴る。
▶連載
放作協通信(56)
一般社団法人日本放送作家協会の最新情報を伝える広報ページ。
今回は、5月20日に開催された「第42回創作テレビドラマ大賞 公開講座」の模様をレポート。
▶シナリオ公募情報
(中間審査発表)
第29回 フジテレビヤングシナリオ大賞 一次審査通過作品発表
第17回 テレビ朝日新人シナリオ大賞 三次選考通過作品発表
(募集要項)
伊参スタジオ映画祭 シナリオ大賞
BKラジオドラマ脚本賞
城戸賞
WOWOW新人シナリオ大賞
蛍のころの「水の山」映像祭・シナリオコンクール
NHK名古屋放送局創作ラジオドラマ脚本募集
創作テレビドラマ大賞
新人シナリオコンクール
▶ライター掲示板
岩下悠子 武井彩 田辺満 藤川桂介 宮下隼一 山本むつみ 吉郫崇二
▶トピックスコーナー
橋田賞授賞式開かれる/ギャラクシー賞決まる/池端俊策氏が受章/出版案内