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月刊ドラマ

▶シナリオ

掲載シナリオ

吉田智子『わろてんか』第1週・第2週

 京都の老舗薬種問屋に生まれ、厳しい祖母、番頭上がりの堅物な父、おっとり浮世離れした母の元で育った藤岡てんは、笑い上戸の朗らかな女の子。しかし、その笑いぐせのために大切な商談を台無しにしたてんは、父から笑い禁止を命じられる。それから家ではぴくりとも笑わず仏頂面で過ごすてんだったが、ある日「笑いは人を幸せにする力がある」と教えてくれた旅芸人・藤吉に恋心を抱く。やがて実家の店が破産の危機に陥った時、てんは生きる気力を失った父を懸命に笑わせようとする。自殺まで考えた父が笑うことで元気を取り戻す姿を見て、てんは笑いの力を再認識する——。
 明治から昭和初期の活気あふれる商都・大阪を舞台に、小さな寄席経営から“笑い”をビジネスにした日本で初めての女性と言われるまでを描く。
 吉田智子氏へのロングインタビュー“『笑い』——それは、辛いものを乗り越える力として、人間に与えられた特権”も掲載。
出演:葵わかな 松坂桃李 鈴木保奈美 濱田岳 高橋一生 徳永えり 千葉雄大 竹下景子 遠藤憲一ほか

▶インタビュー

吉田智子 『笑い』——それは、辛いものを乗り越える力として、人間に与えられた特権

▶コンクール

第2回 MBSラジオドラマ脚本コンクール 最終審査結果発表

 MBSラジオが月刊「ドラマ」との共同企画で、ラジオ文化の継承と人材育成、「音で描く世界」の面白さを伝えることを目的に、昨年に続いて実施した脚本公募。
 最優秀作受賞・原雅裕『オトン・ヘブン』(2018年3月25日よる8時〜MBSラジオにて放送予定)と、特別審査委員・北阪昌人氏、水橋文美江氏、わかぎゑふ氏、島修一氏(MBSラジオ)の選評、最優秀作、優秀作受賞者の喜びのコメント“受賞の言葉”を掲載。

掲載シナリオ

最優秀作
原 雅裕『オトン・ヘブン』

▶誌上講座

浅田直亮『脚色で身につく シナリオ創作力 3つのポイント・基礎編』

 シナリオ創作力を磨き、更に向上するための訓練として、短編小説や長編小説、コミックの一部を、脚色をしてみることを提案。シナリオ・センター講師の浅田直亮氏が、脚色についての基本的な考え方、原作(小説、コミックなど)と映像との違い、脚色をする上で気を付けるべきポイントなどを解説。次号では、O・ヘンリー「最後の一葉」を例に、脚色の方法などを具体的な解説“実践編”を掲載予定。

▶連載

北阪昌人の enjoy! radio drama(24)
 ラジオドラマ脚本の第一人者としての日々の雑感など綴るパートと、ラジオドラマ脚本の誌上講座の2部構成で、ラジオドラマを創る楽しさを紹介していく。今回は、北阪氏が手掛けたラジオドラマ『ハトのマークの宅建・保証協会 PRESENTS ハートホーム ダイアリー〜緑山鳩子の不動産日記〜』脚本を掲載。

▶連載

寺田憲史『創作願い クリエイティブの鉱脈を探す旅』(16)

 アニメシナリオを起点に様々なジャンルの作品を手掛けてきた寺田氏が、自身の経験などを基に、激動の現代を生き抜くヒントを綴る。今回は「クドク描かない勇気がいる」。

▶連載

セリフとト書き(140)/オカモト國ヒコ「印象に残るセリフ」

 劇団テノヒラサイズ主宰。FMシアターなどオーディオドラマ脚本も多数手がける筆者が、脚本公募の審査を行った経験や、印象に残っている映画のセリフなどを通じて、セリフへの想いを綴る。

▶連載

放作協通信(66)
 一般社団法人日本放送作家協会の最新情報を伝える広報ページ。
 今回は、日本放送作家協会主催の脚本公募受賞者を対象にした「企画提案ブラッシュアップ会議」の模様をレポート。

▶シナリオ公募情報

(中間審査結果)
第18回 テレビ朝日新人シナリオ大賞 第一次選考結果発表
第46回 創作ラジオドラマ大賞 2次審査通過作品発表
(募集要項)
北のシナリオ大賞(北海道150年記念)

▶ライター掲示板

小峯裕之 田嶋久子 津川泉 根元歳三 横山玲子

▶トピックスコーナー

創作テレビドラマ大賞受賞作放映/4月新ドラマ情報/新刊案内

▶オーディオ・ドラマコーナー

ドラマ4月号

2018年4月号
  • 2018年3月17日発売
  • 発行:映人社
  • 定価:985円
アマゾン

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