▶テレビドラマ脚本
内館牧子『小さな神たちの祭り』
TBC・TBS系 tbcテレビ60周年記念ドラマ
震災の津波で突然、大切な家族を失った主人公・晃。あの日から8年、「生き残った自分だけが幸せになっていいのか?」と生きる事に迷い、葛藤を抱えながら毎日を過ごしていた。そんな中、ある不思議な体験を通して前向きに生きて行こうと決意する。
「大切な人への思い」、「亡くなった人からの思い」、「生き残った人の未来」を描くハートウォーミングな物語。
内館氏のコメント『作者ノート』も掲載。
出演:千葉雄大 土村芳 吉岡秀隆 サンドウィッチマン(伊達みきお・富澤たけし)ほか
▶テレビドラマ脚本
一色伸幸『ペペロンチーノ』
NHK BSプレミアム/NHK BS4K 宮城発地域ドラマ
イタリアンレストランを津波で失い、失意のなかアルコールに溺れたオーナーシェフの小野寺潔。その後、潔は新しく店を建て直し、震災から10年の3月11日に友人を招き、ある宴席を企画する。突然の招待に戸惑う友人たちに、潔はその意図を語り始めるーー。そして、宴会が進むなか、発災から10年間のそれぞれの秘めた物語が浮かび上がってくる……。
苦難があっても前向きに人生を送れるかもしれない。そんな思いになれる群像劇。
一色氏のコメント『作者ノート』も掲載。
出演:草彅剛 吉田羊 矢田亜希子 國村隼ほか
▶テレビドラマ脚本
三浦直之『あなたのそばで明日が笑う』
NHK総合/NHK BS4K 東日本大震災10年 特集ドラマ
宮城県石巻市を舞台に、行方不明の夫を待ち続ける女性が、震災を知らない建築士と出会い、心を通わせていく。ふたりの想い、願い、それを見守る人々の優しい心に包まれて、前を向き、歩み始める。過去と現在のふたつの時間を生きる女性が居場所を求めて移住して来た建築士と出会い、もう一度、笑顔を取り戻すまでの心温まる物語。
三浦氏のコメント『作者ノート』、プロデューサー・北野拓氏のコメント『制作ノート』も掲載。
出演:綾瀬はるか 池松壮亮 土村芳 阿川佐和子 高良健吾ほか
▶特集
柏田道夫 シナリオが書ければ、小説も書ける!
今、脚本家はオリジナルを発表するために先ず小説を書く動きがある。柏田氏は、小説で 数々の受賞歴がある一方、脚本家でもあり、シナリオ作法の指導者でもある。柏田氏が明かす「シナリオの技術が小説を書くときに役立つ理由」とは。
▶連載
根本ノンジ『歯軋りの日々』(5)
脚本家4氏が月替わりで執筆するエッセイ。今号は、テレビドラマ『監察医 朝顔』『フルーツ宅配便』『サ道』『相棒シリーズ』などを手がける根本ノンジ氏。今回は、根本氏が過去に行っていた脚本スキル向上のための練習について綴る「役に立つかもしれない脚本練習法」。
▶連載
北阪昌人の RADIO DAYS(24)
ラジオドラマ脚本の第一人者としての日々の雑感など綴るパートと、今回からスタートのラジオドラマ脚本誌上講座「ラジオドラマQ&A」の2部構成で、ラジオドラマを創る楽しさを紹介していく。
▶連載
こうたきてつや(日大名誉教授)/平成ドラマ史への覚書〈一九八五〜二〇一五年〉(25)
「平成」の時代にどんな作家が、-2どんなドラマを描いてきたのか? 平成ドラマの軌跡を辿る。今回は「平成ドラマの潮流(12)《二〇〇〇~〇四》」。
▶トピックス
さらだたまこ カフェ・ラ・テplus〜人気クリエイターが語るテレビの裏話〜
2007年から9年半にわたってラジオ日本で放送された日本放送作家協会の広報ラジオ「カフェ・ラ・テ」が、WEB+セミナー“ウェビナー”イベントとして復活。去る2月23日から4日間にわたって生配信されたイベントの内容を、さらだたまこ氏がレポート。
▶脚本公募情報
(中間審査結果)
第49回 創作ラジオドラマ大賞 二次審査通過作品発表
(募集要項)
AUDIO DRAMA AWARD(オーディオドラマ・アワード)
フジテレビヤングシナリオ大賞
▶ライター掲示板
伊佐治弥生/笹峯愛/佃良太/本山久美子
▶トピックスコーナー
第32回フジテレビヤングシナリオ大賞受賞作『サロガシー』放送/イベント「テレビドラマの巨人たち〜人間を描き続けた脚本家 田向正健 ひと、凛として、時代を生きる」、市川森一脚本賞贈賞式開催
▶情報
オーディオドラマコーナー