▶特集
第6回市川森一脚本賞の受賞者が発表され、昨年放送の連続ドラマ『ボク、運命の人です。』(日テレ)を手がけた金子茂樹氏が選ばれた。 04年にフジテレビヤングシナリオ大賞を受賞後、連続ドラマを中心に次々と話題作を手掛ける金子氏に、市川森一脚本賞を受賞した感想、『ボク、運命の人です。』創作エピソード、今後の抱負などについて伺ったロングインタビューと、授賞対象作の『ボク、運命の人です。』第1話脚本を掲載。
▶シナリオ
フジテレビ系 木曜劇場
(2018年4月19日放送)
日本では『巌窟王(がんくつおう)』としても知られるアレクサンドル・デュマの小説『モンテ・クリスト伯』を原作とし、舞台を現代の日本に移して物語が展開する。乗船する漁船の遭難から生還した柴門暖は、婚約者である目黒すみれとの結婚式の最中に突然いわれのない罪で逮捕されてしまい、わけもわからないまま異国の監獄で拷問を受け続けていた。やがて8年後——。
出演:ディーン・フジオカ 大倉忠義 山本美月 高杉真宙 葉山奨之 岸井ゆきの 桜井ユキ 三浦誠己 渋川清彦 新井浩文 田中泯 風吹ジュン 木下ほうか 山口紗弥加 伊武雅刀 稲森いずみ 高橋克典
▶シナリオ
NHK BSプレミアム
どうでもよいことでケンカしたり、くだらない妄想にふけったり、結論を出すまであちこち迷ったり……そんなちょっとした「人生の道草」がテーマとなったショートコメディ。ラジオドラマで放送された脚本を、テレビドラマ用に仕立て直し映像化。昨年12月放送の第一夜、第二夜、今年5月に放送された第三夜脚本を一挙掲載。
第一夜:タクシー運転手とアイドルの客のシチュエーションコメディーと、505歳と116歳のバンパイアがニセの献血車を作って、血を集めようとする物語。
第二夜:平田家の3人家族の物語。頼りないけど憎めない父・平田小吉、のんきでおおらかな母・小麦、高校生の娘・歩のお茶の間コメディー。
第三夜:お笑い芸人になる夢に破れたアルバイトの青年と、先輩パートの女性によるコメディー。木皿氏のコメント『作者ノート』も掲載。
▶シナリオ創作論
新井 一『シナリオを新しくする8つの提案』
1995年3月号に掲載した、シナリオ・センター創立者の故・新井一氏によるシナリオ創作論。シナリオを面白くするための8つのポイントを挙げ、分かりやすく解説する。
▶連載
北阪昌人の enjoy! radio drama(26)
ラジオドラマ脚本の第一人者としての日々の雑感など綴るパートと、ラジオドラマ脚本の誌上講座の2部構成で、ラジオドラマを創る楽しさを紹介していく。今回は、北阪氏が手掛けたラジオドラマ『ラジオシアター〜文学の扉 芥川龍之介/半巾(ハンケチ』脚本を掲載。
▶連載
寺田憲史『創作願い クリエイティブの鉱脈を探す旅』(18)
アニメシナリオを起点に様々なジャンルの作品を手掛けてきた寺田氏が、自身の経験などを基に、激動の現代を生き抜くヒントを綴る。今回は今年4月から放送中のアニメ『キャラとおたまじゃくし島』の企画から放送に至る経緯を綴った“企画から放送までのウラっかわ”。
▶連載
セリフとト書き(141)/持地佑季子「例え台詞は、終わらない」
フジテレビヤングシナリオ大賞・佳作受賞後、映画・テレビドラマを手がける氏が、北川悦吏子氏の作品などを例に挙げ、セリフとト書きについての想いを綴る。
▶連載
放作協通信(66)
一般社団法人日本放送作家協会の最新情報を伝える広報ページ。
今回は、「第43回創作テレビドラマ大賞」募集がスタートしたことに関連し、前回最終審査員を務めたNHKドラマ番組部チーフ・プロデューサーの山本敏彦氏に、制作する側からの「今求められる脚本」についてお話を伺う。
▶シナリオ公募情報
(中間審査結果)
第18回 テレビ朝日新人シナリオ大賞 二次選考結果発表
(受賞作決定)
「NEXT CREATOR'S COMTETITION」第一弾「シナリオライター賞」
(募集要項)
北のシナリオ大賞(北海道150年記念)/伊参スタジオ映画祭/函館港イルミナシオン映画祭シナリオ大賞/BKラジオドラマ脚本賞/南のシナリオ大賞/WOWOWシナリオ大賞/創作テレビドラマ大賞
▶ライター掲示板
石谷洋子 おかざきさとこ 尾崎将也 尾西兼一 小松與志子 金春智子 浜田秀哉 林宏司 三浦駿斗
▶トピックスコーナー
「シナリオ熱」イベント開催/「テレビドラマの巨人たち」シリーズ始まる