▶テレビドラマ脚本
水橋文美江『スカーレット』
第1週・第12週・第23週
NHK 連続テレビ小説 月曜〜土曜あさ8時〜放送
戦後間もなく、大阪から滋賀・信楽にやってきた、絵が得意な女の子。名前は川原喜美子。両親と二人の妹との暮らしは貧しく、頑張り屋の喜美子は、幼いながらも一家の働き手だった。15歳になった喜美子は、大阪の下宿屋で女中として働き始める。大都会での暮らしと、個性豊かな下宿の人々との出会いは、喜美子をさらに成長させる。3年後、信楽に戻った喜美子は、地元の信楽焼に魅かれ、男性ばかりの陶芸の世界に飛び込む。やがて結婚し、息子を授かり、仕事にも家庭にも邁進する日々が始まる。相変わらずの貧乏だが、夫や息子の傍らで、大好きな陶芸に勤しむ喜美子。だが、幸せなはずの生活は思惑通りにはいかず、大きな波乱が喜美子を待ち受けている。どんなに辛いことがあっても、陶芸への情熱は消えることがない。喜美子は自らの窯を開き、独自の信楽焼を見出していく。
焼き物の里・滋賀県信楽に生きる女性陶芸家の波乱万丈の物語。
今号では本作の第1週・第12週・第23週、計18回分の脚本を掲載。
そして、本作の脚本家・水橋文美江氏に脚本創作などについて伺った巻頭ロング・インタビューも掲載。
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