▶シナリオ
NHK 大河ドラマ
極貧の下級武士にすぎなかった素朴な男・西郷隆盛(西郷どん)が、南国奄美で愛に目覚め、勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、揺るぎなき「革命家」へと覚醒。やがて勇気と実行力で、明治維新を成し遂げる物語。本誌では第1回・第2回脚本を掲載。
原作:林真理子 出演:鈴木亮平 黒木華 錦戸亮 風間杜夫 松坂慶子 渡辺謙ほか
▶コンクール
第46回 創作ラジオドラマ大賞 最終審査結果発表
一般社団法人日本放送作家協会 NHK共催、長い歴史を誇るラジオドラマ作家の登龍門。46回を数える今回は応募総数256編から、大賞1編、佳作2編を選出。
大賞受賞作、出川真弘・作『灰色のカンバス』と、入賞者の喜びのコメント“受賞の言葉”、最終審査会の直後に行われた『選評座談会』を掲載。
《選評座談会参加者》
[日本放送作家協会側審査員]井出真理 相良敦子 吉村ゆう 藤井かおり 伴一彦(日本シナリオ作家協会)
[NHK側審査員]藤井靖 真銅健嗣 吉田浩樹 吉田努 小見山佳典
※司会:藤森いずみ(日本放送作家協会)
▶誌上講座
浅田直亮『脚色で身につく シナリオ創作力・実践編』
前号に続き、シナリオ創作力を磨き、更に向上するための訓練として、短編小説や長編小説、コミックの一部を、脚色してみることを提案。シナリオ・センター講師の浅田直亮氏が、脚色についての基本的な考え方、原作(小説、コミックなど)と映像との違い、脚色をする上で気を付けるべきポイントなどを説明。
今号では、短編小説 O・ヘンリー「最後の一枚の葉」(結城浩訳)を全文掲載し、脚色する上でのポイントを具体的に解説する。
▶インタビュー
吉田智子 映画と脚色 「わろてんか」についての話のあと聞いたとっておきの話
前号に続いて、NHK連続テレビ小説「わろてんか」脚本家・吉田智子氏にお話を伺う。
今回は、近年手掛けている映画脚本の創作について、脚色を行う上でのポリシー、脚本家をめぐる環境の変化などを語る。
▶シナリオ・センター&月刊ドラマ コラボレーション企画
先輩に訊く 坂口理子さん
(聞き手 高橋洋有さん 北原七海さん)
シナリオ・センターの現役受講生お二人が、シナリオ・センターから巣立ち、第一線で活躍中の“先輩”に直接お話を伺う新企画。
数多くの映画・テレビドラマを手がける気鋭のヒットメーカー・坂口さんが、シナリオを学ぶ人が感じる疑問に対し、明快に答えていく。
▶ドラマ評
古崎康成『時代を描き出すことと時代を越えること〜2018年1月期のドラマを見て〜』
2018年1月から3月末に放送されたテレビドラマ作品から、筆者が印象に残った9作品を取り上げ、批評する。
▶連載
北阪昌人の enjoy! radio drama(25)
ラジオドラマ脚本の第一人者としての日々の雑感など綴るパートと、ラジオドラマ脚本の誌上講座の2部構成で、ラジオドラマを創る楽しさを紹介していく。今回は、北阪氏が手掛けたラジオドラマ、FM新潟 春分の日 特別番組『スーパーちゃぶ台スペシャル〜未だミカンセイ』(2018年3月21日放送)から第三話「風と鳴いて融けてゆけ」脚本を掲載。
▶連載
寺田憲史『創作願い クリエイティブの鉱脈を探す旅』(17)
アニメシナリオを起点に様々なジャンルの作品を手掛けてきた寺田氏が、自身の経験などを基に、激動の現代を生き抜くヒントを綴る。今回は「現代の裏側にエンタメを探す」。
▶連載
放作協通信(66)
一般社団法人日本放送作家協会の最新情報を伝える広報ページ。
今回は、日本放送作家協会主催「第46回創作ラジオドラマ大賞」贈賞式、二次会の模様をレポート。
▶シナリオ公募情報
(最終審査結果)
第1回WOWOW新人シナリオ大賞
平成29年度(第33回)NHK名古屋放送局 創作ラジオドラマ脚本募集
第6回 ラジオ日本杉崎智介脚本賞
(募集要項)
北のシナリオ大賞(北海道150年記念)
WOWOW新人シナリオ大賞
創作テレビドラマ大賞
▶ライター掲示板
伊神貴世 大知慶一郎 勝冶京子 金沢達也 高木登 土屋理敬 待田堂子 三宅直子 安井国穂
▶トピックスコーナー
芸術選奨に坂元裕二氏/市川森一脚本賞に金子茂樹氏/向田邦子賞にバカリズム氏/岡田惠和氏、橋田賞受賞/日本脚本アーカイブス主催公開イベント/脚本家を語る上映とシンポジウム