▶コンクール
第47回 創作テレビドラマ大賞 最終審査結果発表
日本放送作家協会、NHKが共催するテレビドラマ脚本コンクール。大賞作品はドラマ化され、NHKで放送。今回、応募総数953編の中から大賞1編、佳作2編が選出された。
今回、大賞を受賞した森野マッシュ・作『ケの日のケケケ』と、入賞者のコメント“受賞の言葉”、最終審査会の直後に行われた最終審査選評座談会を掲載。
《最終審査員》順不同・敬称略
【脚本家】
尾崎将也
大森美香
池谷雅生
水橋文美江
横田理恵
【NHK・NHKエンタープライズ】
本木一博(NHK)
高橋優香子(NHK)
高橋 練(NHKエンタープライズ)
落合 将(NHKエンタープライズ)
家冨未央(NHKエンタープライズ)
司会:小林雄次(日本放送作家協会)
立会:井出真理(日本放送作家協会・公募プロジェクト担当)
▶特別企画
脚本家の出発点――コンクール受賞作品特集 第6弾
本誌は1979年の創刊から、時代を反映する鏡・テレビドラマの根幹を担う“脚本”、そして脚本を創作する作家を追い続けているが、中でも80年代半ば以降創設された、テレビ局主催の脚本コンクールをきっかけに数多くの脚本家がデビューし、人気作家へと上り詰める姿を注目してきた。
今号では、一昨年7月号、10月号、昨年7月号、今年5月号、8月号に続いて、現在第一線で活躍中の脚本家の原点、コンクール受賞作を再掲載する。
▶連載
エッセイ・根本ノンジ『歯軋りの日々』(10)
脚本家4氏が月替わりで執筆するエッセイ。今号は、テレビドラマ『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』『監察医 朝顔』『フルーツ宅配便』『相棒シリーズ』『正直不動産』『祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録』などを手がける根本ノンジ氏。今回は「祈りのカルテと加藤さん」。
▶連載
北阪昌人の RADIO DAYS(44)
ラジオドラマ脚本の第一人者としての日々の雑感など綴るパートと、誌上ラジオドラマ脚本講座「ラジオドラマQ&A」の2部構成で、ラジオドラマを創る楽しさを紹介していく。
▶連載
こうたきてつや(日大名誉教授)/平成ドラマ史への覚書〈一九八五〜二〇一五年〉(44)
「平成」の時代にどんな作家が、どんなドラマを描いてきたのか? 平成ドラマの軌跡を辿る。今回は「絶望と向かい合うドラマ(5)《二〇一〇~一四》」。
▶連載
脚本を残し放送文化を伝えていこう!(7)
「日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアム」(略称「脚本アーカイブズ」)の取り組みを毎号紹介していく連載。今回は、「音楽・歌番組の脚本特集」と題し、1960年代から現在にいたる、音楽・歌番組の台本の数々を紹介する。
▶脚本公募情報
(審査結果)
脚本開発チーム「WDRプロジェクト」メンバー決定/南のシナリオ大賞
(募集要項)
創作ラジオドラマ大賞
▶ライター掲示板
足立聡/北川亜矢子/武井彩/舘そらみ/待田堂子
トピックスコーナー
池端俊策氏、文化功労者に/オンライン参加者募集・テレビドラマ制作セミナー/文化庁芸術祭参加作品