▶テレビドラマ脚本
古沢良太『どうする家康』
第1回・第5回・第6回
NHK 大河ドラマ
貧しき小国・三河にある岡崎城主・松平広忠の子として生まれた少年・竹千代(のちの徳川家康)は戦乱で父を失い、母とも離れ、孤独な毎日を過ごしていた。あるとき、今川家へ人質として送られる途中、織田家に強奪され、連れ去られる。明日の運命すらわからない中、青年・織田信長と劇的な出会いを果たし、自らの力で世の中を変えられると教えられる。さらに父に仕えていた旧臣たちと再会、彼らに松平家(のちの徳川家)再興の思いが燻っていることを知る——。
激動の時代に翻弄されつつも、持ち前の辛抱強さで数々の危機を切り抜け、天下統一の偉業を成し遂げた徳川家康の生涯を、新たな視点で描いた歴史ドラマ。
古沢氏の作品についてのコメント『作者ノート』も掲載。
出演:松本潤 有村架純 大森南朋 山田裕貴/岡田准一 北川景子 ムロツヨシ/松嶋菜々子 松重豊 野村萬斎 阿部寛ほか
▶特別企画
脚本家の出発点——コンクール受賞作特集
本誌は1979年の創刊から、時代を反映する鏡・テレビドラマの根幹を担う“脚本”、そして脚本を創作する作家を追い続けているが、中でも80年代半ば以降創設された、テレビ局主催の脚本コンクールをきっかけに数多くの脚本家がデビューし、人気作家へと上り詰める姿を注目してきた。
現在第一線で活躍中の脚本家の原点、コンクール受賞作を掲載する特別企画の第11弾。
横田氏の作品についてのコメントも掲載。
▶インタビュー
西本淳一
(日本映画監督協会会員・元東海テレビ放送)
プロデューサー・監督から見た“惹かれる脚本”
テレビドラマは、プロデューサー、監督などスタッフ、原作者、俳優、スポンサーなど数多くの人たちの関わりによって作られる。その中で作品の中核を担う脚本家は、全ての関係者の意図を汲み取りつつ、多くの視聴者を楽しませる脚本を生み出していかなければならない。では、作家が創った脚本の“最初の読者”であるプロデューサー・監督は、どのような思いで脚本に接しているのか? 『風の輪舞』『真珠夫人』『牡丹と薔薇』『冬の輪舞』『家族の旅路』ほか数多くのドラマ作品を手掛けてきた西本淳一氏にお話を伺う。
▶特別企画・再録
金子成人 シナリオ作法&コンクール Q&A
読者から本誌に寄せられたシナリオに関してのさまざまな質問に、脚本家・小説家の金子成人氏が答える。
▶連載
脚本を残し放送文化を伝えていこう!(18)
「日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアム」(略称「脚本アーカイブズ」)の取り組みを毎号紹介していく連載。
今回は、“是枝裕和監督が影響を受けたドラマ脚本 神奈川河北映画記念館で展示中”
▶脚本公募情報
(選考結果)
第48回 創作テレビドラマ大賞 最終選考結果
(募集要項)
日テレ シナリオライターコンテスト
橋田賞新人脚本賞
創作ラジオドラマ大賞
▶ライター掲示板
北川亜矢子 藤井香織 真野勝成 三國月々子 目黒啓太