▶特集
市川森一脚本賞
脚本家・市川森一氏(2011年死去)の功績を称え、新進脚本家を選奨する『市川森一脚本賞』。今号では、コロナ禍で贈賞式を開催しなかった第8回(2020年)受賞の『JOKER×FACE』玉田真也氏、第9回(2021年)受賞の『アライブ がん専門医のカルテ』倉光泰子氏のインタビュー、授賞対象作の脚本を掲載。
第8回市川森一脚本賞 受賞
玉田真也『JOKER×FACE』(フジ)
第1話・第2話 第3話・第4話 第9話・第10話
「JOKER」という動画配信チャンネルを運営し、過激な動画の投稿で荒稼ぎをする謎の美女・流川が、「犯罪ボーダーライン」のトラブルに潜り込み、動画を撮影、投稿・拡散していく様を描く。
出演:松本穂香 松尾諭 須藤蓮ほか
第9回市川森一脚本賞 受賞
倉光泰子『アライブ がん専門医のカルテ』(フジ)
第1話 第2話 第11話
がん診療に特化した腫瘍内科を舞台に、がんのスペシャリストの戦いと苦悩、患者達の人生を描いたヒューマンドラマ。
出演:松下奈緒 木村佳乃 田辺誠一 藤井隆 木下ほうか 高畑淳子 北大路欣也ほか
▶コンクール
聖教新聞presents TBSラジオ「ラジオシアター~文学の扉」
第3回 ラジオドラマ脚色大賞 受賞作決定
TBSラジオほか全国7局ネットで放送中「聖教新聞presents ラジオシアター~文学の扉」にて、課題作品・中島敦『山月記』で募集した『第3回 ラジオドラマ脚色大賞』は、応募総数336編から審査の結果、最優秀賞1編、優秀賞3編を選出。ラジオドラマ化され(出演:中嶋朋子 石井正則)、今年3月に放送された。 今号では、最優秀賞受賞作・大橋由佳「虎退治のふたり」と、審査に当たった、脚本家(北阪昌人 横山一真)・番組スタッフの選評、受賞者のコメント「受賞の言葉」を掲載。
▶寄稿
鈴木嘉一 「おんな」の視点と豊かな大衆性 脚本家・橋田壽賀子さんを悼む
「渡る世間は鬼ばかり」(TBS)や連続テレビ小説「おしん」(NHK)など数多くの人気ドラマを手掛けた脚本家・橋田寿賀子さんが4月4日、亡くなった。放送評論家の鈴木嘉一氏が、“橋田ドラマ”の創作エピソードやその特徴、時代性を考察し、名脚本家・橋田壽賀子の軌跡を振り返る。
▶連載
山岡潤平『そのアドリブ、おもろいと思てんの身内だけやぞ!!』(6)
脚本家4氏が月替わりで執筆するエッセイ。今回は、テレビドラマ、映画の脚本を多数手がける山岡潤平氏が、最近YouTubeチャンネル『デダレホラーラボ』を立ち上げ、YouTuberデビューしたことを綴った、「デビューしました」。
▶連載
北阪昌人の RADIO DAYS(26)
ラジオドラマ脚本の第一人者としての日々の雑感など綴るパートと、誌上ラジオドラマ脚本講座「ラジオドラマQ&A」の2部構成で、ラジオドラマを創る楽しさを紹介していく。
▶連載
こうたきてつや(日大名誉教授)/平成ドラマ史への覚書〈一九八五〜二〇一五年〉(27)
「平成」の時代にどんな作家が、どんなドラマを描いてきたのか? 平成ドラマの軌跡を辿る。今回は「昭和へのレクイエム(1)《二〇〇〇~〇四年》」。
▶脚本公募情報
(審査結果)
令和2年度(第36回)NHK名古屋放送局 創作ラジオドラマ脚本募集
(募集要項)
北のシナリオ大賞
BKラジオドラマ脚本賞
シナリオ・センター大阪校創立45周年記念賞 シナリオ・小説コンクール
創作テレビドラマ大賞
▶ライター掲示板
太田愛 根元歳三 福田裕子 守口悠介 安井国穂
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▶情報
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