▶コンクール発表
第17回 テレビ朝日新人シナリオ大賞 受賞作発表
前回に続き、テレビドラマ部門、配信ドラマ部門、映画部門の3部門で募集された、脚本家の登龍門。 今回、応募総数1544編から厳正な審査の結果、大賞1編、優秀賞2編が選ばれた。 受賞者の喜びの声「受賞の言葉」、最終選考委員の脚本家・井上由美子氏、岡田惠和氏、両沢和幸氏による「選考作家座談会」、受賞作3編の脚本を掲載。
▶シナリオ
TBSテレビ系 日曜劇場
※本号掲載の脚本は、放送作品と一部異なる箇所があります。
幼い頃、母親に捨てられ不遇な環境で過ごしてきた男・律。底辺で生きる彼の居場所はもはや裏社会にしかなかった。そんな暗澹とした日々を送っていた律は、ひょんなことから一人の女性・凜華を助ける——。誰にも愛されたことがない男は、自分を捨てた母に復讐を誓った。そして、運命の出会い。男は、生まれて初めて人を愛すること、愛されることを知る……。愛する人を求め、母親を求める男の物語。
原作:韓国KBSドラマ「ごめん、愛してる」(脚本・イ・ギョンヒ) 出演:長瀬智也 吉岡里帆 坂口健太郎 六角精児 池脇千鶴 中村梅雀 大竹しのぶ ほか
▶ドラマ評
古崎康成『時代の空気を映すドラマ 四月期のドラマをみて』
2017年4月から6月末に放送されたテレビドラマ作品から、筆者が印象に残った8作品を取り上げ、脚本面から批評する。
▶誌上講座
北阪昌人の enjoy! radio drama(16)
ラジオドラマ脚本の第一人者としての日々の雑感など綴るパートと、ラジオドラマ脚本の誌上講座の2部構成で、ラジオドラマを創る楽しさを紹介していく。
▶連載
寺田憲史『創作願い クリエイティブの鉱脈を探す旅』(8)
好評連載『シナリオライターの生き残り術』が、対象をシナリオライターからクリエイティブに携わる全ての人々へ拡大し、装いを新たに再スタート。アニメシナリオを起点に様々なジャンルの作品を手掛けてきた寺田氏が、自身の経験などを基に、激動の現代を生き抜くヒントを伝授。今回は「“シナリオチャート”は怖ろしい」。
▶連載
こうたきてつや「テレビドラマ史 脚本家が紡いできた世界」(34)
長い放送の歴史の中でテレビドラマが果たしてきた役割——何が生まれ、何を得て、何を失ったのか? 脚本家がテレビドラマでどんな世界を紡いできたのかを紐解くことで、現在のテレビドラマが抱える問題を浮き彫りにする。今回は「テレビドラマの多様化(6)〈多様化期〉〜一九七〇年代後半〜八〇年代前半」。
▶連載
セリフとト書き(132)/吹原幸太「セリフとト書きに宿る、自身の切実さ」
劇団ポップンマッシュルームチキン野郎を主宰し、テレビドラマ『天才バカボン〜家族の絆』『弱虫ペダル』『光のお父さん』『怪獣倶楽部』などの脚本を手掛ける氏が、実父が死去した際のエピソードを基に、脚本を綴る上での心がけ、想いなどを綴る。
▶連載
放作協通信(58)
一般社団法人日本放送作家協会の最新情報を伝える広報ページ。
今回は、数々の名作ドラマの脚本を手掛けてきた池端俊策氏に、70代を迎えた今も精力的に執筆を続けている“創作力”の源泉について、また先日代表理事に就任した『日本脚本アーカイブス推進コンソーシアム』の今後の展開についてお話を伺う。
▶シナリオ公募情報
(中間審査発表)
第29回 フジテレビヤングシナリオ大賞 二次審査通過作品発表
(募集要項)
函館港イルミナシオン映画祭 シナリオ大賞
BKラジオドラマ脚本賞
城戸賞
南のシナリオ大賞
WOWOW新人シナリオ大賞
蛍のころの「水の山」映像祭・シナリオコンクール
中四国ラジオドラマ脚本コンクール
2017シナリオ・センター大阪校5枚シナリオコンクール
NHK名古屋放送局創作ラジオドラマ脚本募集
新人シナリオコンクール
橋田賞新人脚本賞
▶ライター掲示板
入山さと子 さらだたまこ 徳永友一 根本ノンジ 伴一彦 ひかわかよ 真野勝成 三宅隆太
▶トピックスコーナー
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